二宮和也 生涯何があっても愛する人へ

受話器の向こうで

泣いている君

「世界中の人を敵にしてもいいよ」と言ったのに
笑顔さえ守れない僕はどうすればいいのだろう

恋という悲しい嘘で君を抱きしめていたのかな
そう思うと涙が溢れて君が見えないよ

やりたい事がうまくいかず
どうしようもなく落ち込んで

止まって 迷って
泣いていいよ
その時は包んであげるから

それでも君がﾌﾜﾌﾜ飛んで
行きそうだったら僕に言って

ずっと君の手を
握っているよ

ずっと僕の手を
握っていてよ

恋という悲しい嘘で君を抱きしめていたのかな
そう思うと涙が溢れて君が見えないよ

一人でいる時よく考えるんだ
もしふいに僕の前から消えたら
君を忘れてしまいそうで
怖いからずっと傍にいてよ

それでも君の心が
ﾊﾞﾗﾊﾞﾗになりそうだったら
僕に言って

ずっと君を抱きしめてるよ

ずっと僕だけ笑って
見ててよ

二人が一緒にいれるなら
いらないよ 他のものは